クレジットカードを作る上でネックになってくるのが「年会費」。
年会費があるものはステータスを示せるなどのメリットがありますが、利便性を求める人からするとなかなかハードルが高い一面も。
そこでオススメするのが年会費が無料のクレジットカード。
はじめて作る場合や、コスパの良さを求める人にピッタリのカードです。
年会費があるカードに負けず劣らずのサービスを展開している会社も多く、とりあえず持っておくと非常に便利です。
今回は、年会費が無料+機能性の高いクレジットカードを10種類、紹介していきます。
年会費が無料のクレジットカードを10種類紹介していきます。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5~5% |
付帯保険 | 最大2000万円の海外旅行傷害保険 |
発行ブランド | Visa/Mastercard |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 最短5分 |
三井住友銀行が発行している年会費が永年無料のカードです。
対象のコンビニやファストフード、ファミレスで本カードを使用すると還元率が5%まで大幅に上がり、コンビニや外食を頻繁にする人にとっては非常にお得なカードです。
NLとはナンバーレスの略称で、本カードにはカード番号が記載されていません。
番号を盗み見られるリスクを負わずに使用できるので、使い勝手・セキュリティの観点からも普段使いに適したカードです。
手続きの際にはカード番号のみをまず発行してくれるので、手続きした日からオンラインショッピングなどで買い物ができるのも嬉しいですね。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0~5.5% |
付帯保険 | 最大2000万円の旅行傷害保険
最大100万円のショッピングガード保険 (どちらも海外のみ対応) |
発行ブランド | JCB |
入会条件 | 18歳~39歳(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 最短3営業日 |
JCB CARD Wも非常に人気の高いクレジットカードです。
最大の特徴はポイント還元率で、1%を切っている会社が多いことに比べてJCBでは初期還元率が1%と高く、ポイントをためてお得に使いたい人にオススメなカードです。
スターバックスと提携しており、スターバックスでオンライン入金を行うと、取得できるポイントが最大5.5%まで向上します。
スターバックスを利用する回数が多いという人は、JCB CARD Wを使って決済することでお得に買い物を楽しめます。
本カードでためられるOki Dokiポイントは1P=3.5円換算で使用でき、Oki Dokiランドで使用することでレートを4円に上げることができます。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~ |
付帯保険 | 海外旅行での傷害や携行品損害等 |
発行ブランド | VISA |
入会条件 | 日本在住の18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 1週間 |
エポスカードは他に類を見ない縦型デザインの珍しいカードです。
最近デザインがリニューアルされ、縦型になると共にナンバーレスデザインになりました。
還元率は他社同様0.5%ですが、その特徴は年に4回開催される「マルイウェブチャンネル」での10%割引セール。
エポスカードの会員になることで、この期間の間は商品を10%割引で買うことができます。
さらにRoom idというサービスを利用することで、家賃の支払いでポイントを貯めることが可能です。
大学生になって一人暮らしを始めた人などは、毎月の支出でポイントを得られるという大きな恩恵が得られます。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0~3.0% |
付帯保険 | 最大100万円のショッピング保険 |
発行ブランド | VISA/JCB/Mastercard/アメリカンエキスプレス |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 1週間 |
楽天カードは基礎還元率が1%と高く、楽天市場で利用することで3%もの還元率でお買い物をすることができます。
さらに楽天市場ではスーパーポイントアッププログラムという取り組みが行われており、うまく組み合わせることで最大14倍のポイントを得ることができます。
オンラインショッピングを行うことが増えてきている現在、ネットで買い物をするだけで常時3%のポイントがつくことは非常に大きなメリットです。
楽天を使用する頻度が高い人にぜひオススメしたい一枚です。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%~4.0% |
付帯保険 | 最大100万円のショッピング保険 |
発行ブランド | VISA/Mastercard |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 5日〜1週間 |
dカードは株式会社NTTドコモが提供するクレジットカードで、利便性が高く、特にドコモユーザーに適したカードになっています。
携帯料金の支払いにポイントを利用できる特徴があり、毎月の支払いをお得に済ませることが可能です。
dカードが運営している「ポイントUPモール」を経由してAmazonや楽天で買い物をすることで、普段よりもポイントを多く貯めることができます。
ローソンを利用する際にこのカードを提示することで買い物金額が常時3%オフになる特典があり、ローソンを利用する頻度が多い人にオススメです。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
付帯保険 | なし |
発行ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 最短翌日 |
PayPayカードはPayPayポイントを貯めることができるカードで、普段からPayPayを用いた決済をするという人にオススメです。
チャージができない状況でも本カードで決済することでポイントがつくので、手間が省けるという点からPayPayユーザーにとって使い勝手が良いです。
基礎還元率が1.0%と高設定にもかかわらず、Yahoo!ショッピングなどと併用することで3.0%の還元率で買い物をすることができます。
年会費 | 1,375円(年一度の使用で翌年無料)
auユーザーは無料 |
還元率 | 1.0~2.0% |
付帯保険 | 最大100万円のショッピング保険 |
発行ブランド | VISA |
入会条件 | au IDを持つ18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 最短4日 |
au Payカードはauペイへの残高チャージをすることでポイントが得られるという特徴があり、auユーザーであれば年会費が発生しません。
au PAYマーケットを活用することで最大16%のポイント還元を受けることができるので、au PAYマーケットを利用して買い物をすることが多い人にオススメです。
海外旅行の費用を本カードで前払いしておくことで海外旅行向けの保険に加入できるので、海外旅行に行く際にもオススメです。
年会費 | 永年無料(発行手数料1,100円) |
還元率 | 1.2~3.2% |
付帯保険 | 最大2,000万円分の海外旅行保険
最大1,000万円分の国内旅行保険 最大100万円分のショッピング保険 |
発行ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
入会条件 | 18歳以上 |
発行までにかかる時間 | 1~2週間 |
リクルートカードは基礎還元率が1.2%に設定されており、高い還元率が魅力のカードです。
ためたポイントはdポイントやPontaポイントに変えることができ、買い物にも利用できます。
電子マネーのチャージをすることでもポイントを貯めることができるため、チャージ時1.2%+支払い0.5%で1.7%のポイントをもらうことができます。
nanacoへチャージすることで国民年金や住民税の支払いでポイントがもらえるので、自分で税金を納める立場にある人にオススメです。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~ |
付帯保険 | 最大50万円までのショッピング保険 |
発行ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 最短5分 |
イオンカードはWAONのポイントを貯めることができるカードで、イオンを頻繁に利用する人にオススメです。
イオングループで利用することでポイントが2倍になり、イオンシネマを利用すると300円割引で映画を見ることができます。
毎月10日はWAONポイントが2倍になるキャンペーンを行っており、イオンで食品を買うことの多い奥様にもオススメです。
年会費 | 初年度無料(翌年は年に1度利用すると無料) |
還元率 | 0.5%~5.5% |
付帯保険 | 最大2000万円の海外旅行保険 |
発行ブランド | VISA/Mastercard/JCB/AMERICAN EXPRESS |
入会条件 | 18歳以上(高校生のぞく) |
発行までにかかる時間 | 1~2週間 |
三菱UFJカードは、ローソン・セブンイレブンで利用することでポイントが5.5%還元されるカードです。
発行ブランドの種類が4種類と数多く、すでにカードを持っている場合は他のカードとブランドをかぶらせずに発行することができます。
入会月を含めた4ヶ月目末日までポイントが3倍付与されるキャンペーンを行なっており、高い還元率でポイントがもらえます。
先ほど紹介した10種のカードから分かるように、クレジットカードは生活スタイルに合わせて様々な特典やサービスが展開されています。
どのカードを選ぶと自分にとって良いのかを知るためにも、まずは自分の生活スタイルを分析しましょう。
分析する際に参考にすると良い観点の例を挙げると
などが挙げられます。
どれも自分自身の買い物の傾向を分析する指標なので、「ライフスタイル」と大きくとらえず、「ショッピングの傾向」として分析するとわかりやすいです。
ショッピングの傾向を分析した後、何にハマりやすいかや、性格なども含めて分析してみるとより明確になります。
これらの分析が終わったら、自分に合いそうなクレジットカードをいくつか選んでおきましょう。
ライフスタイルを分析してクレジットカードの目星をつけたら、それらのクレジットカードの還元率を比較しましょう。
基本的には還元率が高いものを選ぶと良いですが、1ポイントが何円に換算されるか等も含めて比較することで良いものが選びやすいです。
次に付帯保険を確認しましょう。
付帯保険はクレジットカードを所有することで自分の買い物の安全を補償してくれるものなので、自分がどのような買い物をするかを合わせて確認しておくと良いです。
例えば海外旅行に行くことが多い人であれば、海外旅行の傷害保険や荷物の補償がついているカードがオススメです。
クレジットカードの信頼性は必ず確認しておきましょう。
どれだけそのカードが良いものであろうと、セキュリティ面が緩ければ思わぬ損害を被りかねません。
ナンバーレスなどの番号的な観点や、カード会社が行なっているセキュリティに関する取り組みなどを調べて信頼性を確かめておくと良いです。
「年会費無料」には「年会費永年無料」と「実質or条件付き無料」の3種類があり、それぞれ少しずつ意味が異なります。
永年無料であれば払う必要はありませんが、実質or条件付き無料の場合は一時的に支払いが発生したり、継続的にカードを使用し続けなくてはならない場合があります。
条件を満たした場合無料のものの場合、年会費よりも出費が高くついてしまうこともあるので注意しましょう。
年会費無料のクレジットカードは年々増えてきており、それぞれとても魅力的なサービスを提供しています。
年会費を支払う必要がなければ元を取るための買い物に煩わされることもなく、ひとまず所持しておけるという点で初心者の方にオススメです。
まだ自分のカードを持っていないという人や、これから2枚目のカードを持とうと考えている人は、年会費が無料のこれらのカードを作ってみてはいかがでしょうか?